尚思招・尚巴志父子によって築かれ、居城とされた。グスク跡には、尚巴志の一族を祀ったつきしろの宮が建立されている。別名「上グスク」
ここには琉球三山統一を果たした尚思招(しょうししょう)、尚巴志(しょうはし)父子の居城跡がある。
三山統一の過程で、大里グスクを攻め取り、佐敷グスクより居を移し、さらに、中山城(ちゅうざんぐすく)を攻め滅ぼして移った際に城郭の石は全部首理城に運んだと伝えられ、沖縄の他のグスクにみられるような石積みの城壁などはまだ発見されてない。
聖地は鳥居を山手に入った眺めのいい位置にあり、遠く久高島も拝める。
尚巴志の500年祭を機に、佐銘川大主・尚思招・尚巴志・尚忠・尚思達・尚金福・尚泰久・尚徳の8体を合祀したつきしろの宮が建立された。
命名は、第一尚氏王統の守護神「つきしろ」に由来。台地上の先端部に築かれていることから、別名「上グスク」とも呼ばれている。
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